作詞・作曲:山田隆太
土曜出勤で巡り遇った時計 再び時を刻み始めた時計
窓際の埃の積もった棚で人知れず眠っていた
7時10分で止まっていた針
朝止まったのか夜止まったのか
質素な時計 他の塵と一緒に捨てられる運命だった
僕は捨てられなかった
再び時を刻み始めた時計 一体どれ程振りに動き始めた
土曜出勤で巡り遇った時計 一体どれ程振りに動き始めた
別に時計が欲しかった訳じゃない
でも何故か気になった
もしこの時計がバリバリ現役で動いていたら
僕は見向きもしなかっただろう
動かない 止まっている 忘れられている
同じ匂いがしたんだ
再び時を刻み始めた時計 一体どれ程振りに動き始めた
土曜出勤で巡り遇った時計 一体どれ程振りに動き始めた
時計一つ捨てるか捨てないかでいちいち抱え込む
僕はくだらない奴だ
時計一つ止まろうと動こうと何も変わりはしないだろうけど
土曜出勤で巡り遇った時計は確かに今動き始めた
僕を動かしながら確かに今動いている
憂鬱にする全てのことをのせて時を刻む
工場に溜まっている塵 工場に置きっぱのいらないもの
本当はいらないものなんて何一つない でも捨てなきゃいけない
その手伝いで駆り出された土曜だった 2005年11月12日 |